2010年2月2日火曜日

The Last Lecture

パウシュは2007年9月18日、母校でもあるカーネギー・メロン大学で「Really Achieving Your Childhood Dreams (子供時代に抱いた夢の実現)」と題した「The Last Lecture (最後の授業)」を行った。「最後の授業」とは同大で行われる特別講義シリーズの名称で、教授らが「もし死ぬ事が分かっていたら」という仮定のもとに、教授が教鞭をとるものである。このとき、彼は末期ガンで、医師からは余命3か月から6か月と診断されていた。しかし、同大は特別講義シリーズの名称を「Journeys」に変更。パウシュは講義の中で、この名称変更に言及し笑いを誘った。


心に沁みた「最後の授業」14の言葉


・ 事実を変えることはできない。だから現実の受け止め方をかえるのです。配られたカードで手を 考えるしかないのだから。

・ 夢が破れたことで、夢が叶うよりも多くのことが学べる。夢を見るのを忘れてしまったら、子どもの頃のことを思い出すといい。そこから新たな夢が見えてくる。

・ 間違いを正されるのは期待されている証拠。誤りを指摘されない環境は自分の為にはならない。批判を素直に聞くのは難しいことだが、批判は「愛情の証」と思って素直に聞き入れよう。

・ 子ども時代に打ち込んだことは生涯の友となる。何かにぶつかったら子どもの頃に打ち込んだことをもう一度やりながら考えてみよう。

・ 経験とは、求めていたものが手に入らなかったときに手に入る引換券のようなもの。

・ 人は誰でもすばらしい。誰かに腹を立てても長い目でその人を見つめ続けよう。必ずいい面が見えてくる。

・ 分かち合うことは大事なこと

・ 人を喜ばせるキモチ。これを知る機会を与えてあげることは最高の贈り物となるだろう。

・ 一人で成し遂げられることはそれほど多くはない。傲慢な態度は損をするだけ。

・ 好奇心!なんでも楽しんでやろうという気持ちを忘れない。それが生きる原動力になるのだから。

・ 誰からでも何からでも学べることはたくさんある。心の器にそれを入れるスペースをいつでも空けておこう。

・ 誰かの助けは必ず必要となってくる。助けを得るためには、自分も人を助けること。いつかきっと自分に返ってくるのだから。

・ 失敗したら素直に謝り、感謝の気持ちを決して忘れない。

・ 準備を怠らず機会を逃さない。

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