2010年2月3日水曜日

キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた研究結果


英BBCが発行する雑誌『Focus(フォーカス)』の最新号で、キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた研究結果が発表されて話題を集めている。


“七つの大罪”とはキリスト教において人間を罪に導くとされる、暴食・色欲・強欲・憤怒・怠惰・傲慢・嫉妬の7つの欲望や感情のこと。海外メディアによると今回の研究は、イギリスの研究チームが世界各国の資料を用いて分析・比較した結果だ。

暴食については高カロリー食品の1人当たりの消費率を、色欲についてはポルノに消費する1人当たりの金額を算出。強欲については通年の穀物の収穫率と市場価格との比較を、憤怒については暴力的な犯罪の件数を、怠惰については勤労者の休日日数を参考にした。また、傲慢については整形手術の統計を、嫉妬については窃盗などの犯罪統計からランク付けされた。

それによると、「暴食する国」1位はアメリカ、「色欲にまみれた国」1位は韓国、「強欲な国」1位はメキシコが獲得。すべての罪の獲得ランクを合計し、「世界で一番罪深い国」に選ばれたのはオーストラリアだった。なお、日本は色欲部門2位、暴食部門4位にランクインした。

<七つの大罪ランキング>

● 暴食部門……1位アメリカ、2位カナダ、3位オーストラリア
● 色欲部門……1位韓国、2位日本、3位オーストラリア
● 強欲部門……1位メキシコ、2位ロシア、3位アメリカ
● 憤怒部門……1位南アフリカ、2位モントセラト、3位セーシェル
● 怠惰部門……1位アイスランド、2位スペイン、3位ノルウェー
● 傲慢部門……1位アイスランド、2位キプロス、3位スペイン
● 嫉妬部門……1位オーストラリア、2位デンマーク、3位エストニア
● 総合部門……1位オーストラリア、2位アメリカ、3位カナダ

0 件のコメント:

コメントを投稿